超微粒子酸化チタン
アナターゼ型とルチル型の2種類があり、前者は主に電子写真用トナー外添剤、後者は紫外線遮蔽用化粧品に使用されています。トナー外添剤用としては、優れた流動性と帯電調整効果を有しています。また、化粧品用では、高い透明性と紫外線遮蔽能を有したものから、感触の優れた特徴のある形状のものまでそろえています。
超微粒子酸化チタンの特徴と用途
超微粒子酸化チタンの特徴 |
超微粒子酸化チタンの用途 |
- 可視部の光透過性が大きい。
- 紫外部の光遮蔽性が大きい。
- 粒度分布が均一である
- 凝集粒子が少なく分散性が良好である。
- 目的に応じた使用を可能にするため、
- アナターゼ型とルチル型の2つの結晶型の銘柄を有している。
- 粒子径、粒子形状の異なる銘柄を有している。
- 各種表面処理を施した銘柄を有している。
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- 電子写真用トナーの添加剤
- 紫外線防御用化粧品、紫外線防御用フィルムの材料
- ゴムやプラスチックの熱安定剤
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超微粒子酸化チタンの銘柄一覧表
※上記銘柄は代表銘柄であり、他に各種銘柄があります。
※数値は規格値ではありません。
※ルチル型は化粧品顔料のページをご参照下さい。
銘 柄 |
結晶型 |
電顕粒径(nm) |
表面処理剤 |
表面の性質 |
粒子の形状 |
STT-65C-S |
アナターゼ |
30〜50 |
トリエタノールアミン |
親水性 |
ー |
STT-30EHJ |
アナターゼ |
30〜50 |
シリコーンオイル |
疎水性 |
ー |
- ※当データは、規格値ではありません。また記載内容は、性能向上、仕様変更などの為断りなく変更することがあります。
- ※ご使用に際しては、必ず貴社にて事前テストを行い、使用目的に適合するかどうかご確認下さい。なお、ここで紹介する用途はいかなる特許に対しても抵触しないことを保証するものではありません。